Beach Bum Blog

旅先〜近所で印象に残っている食、呑み、戯れのメモ

TGVに乗ってバスク鉄道でサンセバスチャンへ〜3回目のサンセバスチャン〜

旅行で日本からサンセバスチャンへ行く際、多くの方はビルバオ空港(BIO)からと思います。スペイン国内からであれば、サンセバスチャン空港(EAS)ルートもあります。

3回目のサンセバスチャン訪問の今回はTGVに乗りたくて

バルセロナ → ボルドー(飛行機)

ボルドー → アンダイエ(TGV

エンダイエ → サンセバスチャン(バスク鉄道+バス)

と移動しました。

この中のエンダイエ → サンセバスチャンルートを紹介します。

KURSAALというサンセバスチャンのグロス地区界隈が、ルームキーを受け取る為の目的地でしたので、下記のルートが個人的にはベストでした。

 

1.TGVの終点Gare de Hendaye → Hendaia (徒歩1分)

TGVの駅をでて右方向を向くとすぐにバスク鉄道の駅が見えています。

チケットは両駅にて売っていますので空いている方で購入。(€2.65)

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エンダイエでの乗り換え

2.Hendaia → Herrera-donostia(電車30分)

乗るときには扉にあるオープンボタンを押して乗り込みます。

3.Herrera → Kursaal(バス10分程) 

Herrera駅を出て、反対側の車線に見えるバス停へ移動します。乗る際に運転手さんに行き先を確認し運賃支払い。(€1.25 or €1.75でした)

道中、三ツ星レストランALZAKの前を通過してスリオラ海岸が見えたら到着。

 

良い点

・とにかく安くサンセバスチャンに行ける。

・ローカル線のバスク鉄道を楽しめる

・バスもバスク鉄道も空いていて大きなカバンも気にならない。

悪い点

・乗換が多い

・乗換のHerreraはとても静かな街で、夜だと少し怖いと思う。

その他

・ローカル線のチケットは券売機でクレジットカードで購入可

・バスはクレジットカードを使えません。

 

自分自身が事前に調べても詳細がわからずでしたので、TGVを利用してサンセバスチャンへ行く方の参考の一つになればと備忘録として。

3回目のサンセバスチャン グロス地区のオススメバル 2選

サンセバスチャンの旧市街からほんの少し歩いて橋を渡った向こう側がグロス地区です。旅行でサンセバスチャンにて数日過ごしていると、旧市街で同じバルに行く機会もあると思います。気分転換に旧市街以外に行ってみようって時にもおススメのバルを紹介します。

BERGARA(サンセバスチャン、グロス地区のバル1)

サンセバスチャンの川の東側グロス地区でオススメのバル、ベルガラはとても華やかで創作的なピンチョスが見た目、味ともに楽しませてくれます。

下記の3品がとても印象に残っています。

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チョビート

抜群の火入れのイカx飴色玉ねぎの抜群のハーモニー

イカのソテーが評判のお店の中でも個人的には頭一つ抜けている印象。

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フィデウア

缶詰の中に魚貝類の旨味を吸ったパスタのパエリアです。

見た目も洒落てて、ちびちびとつまみながら飲むもよし、バケットに乗せて豪快に味わうもよしです。

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CUCHARA DE HONGOS

エビクリームトマトソースなのですが、深い魚介の旨味とトマトのさっぱりした酸味をクリームでうまくまとめていて、キレがよくさっぱりした味わいでいくらでも食べてられる温かい一品です。

BODEGA DONOSTiARRA(サンセバスチャン、グロス地区のバル2)

定番のピンチョスが溢れ、地元の方、観光の人々がひしめき合う人気店

こちらで印象に残った2品

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牛肉煮込み

ほろほろにほどけるくらいまで牛肉とトマトを煮込んでいて濃厚な味わいの後、さっぱりと抜けていくとても美味しい一皿でした。

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タラのソテー

サンセバスチャン名物のタラはどこで食べても本当に美味しく、こちらも多分にもれず、プリプリの食感と添えられた野菜とのマッチしてチャコリがぐいぐいすすみます。

グロス地区オススメバルの場所(グーグルマップ)

3回目のサンセバスチャン ビーチ沿いのクラフトビール

 

KAÑABIKAÑA

美食の溢れる街サンセバスチャンでクラフトビールを楽みたいときは、グロス地区スリオラビーチ沿いのこちらで決まりです。

シンプルで洒落たカフェのような外観からは想像もつかないバリエーションに溢れたビールを堪能できます。 

店の雰囲気

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外観

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カウンターのサーバー

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壁にドラフトのメニューと説明

 

好みを伝えれば店の方がオススメを紹介してくれて、カウンター後方のビールサーバーのドラフトビア、もしくは、店に入って右奥側にある各国のクラフトビア缶などを楽しめます。

ドラフトをオーダーすると、ビールサーバーにペットボトル?を取りつけサーブし、グラスに移してくれます。この際にビーチで飲みたいと伝えるとプラカップを用意してくれますが、あとで返却すると言えばグラスを外に持ちだすことも可能です。

また、5ユーロ程度の少額でも嫌な顔ひとつせずにカード決済OKでした。

KAÑABIKAÑAの場所(グーグルマップ)

2回目のサンセバスチャン 激オススメランチ

2019年7月に再訪した際に店名が変更されていました。

 

コンチャビーチ沿い Biarritz(元Narru)

夜はひしめき合うバルをハシゴと考えてる中で、ランチはどうしよう?と考える方も多いと思います。

もちろん星付きのレストランに予約していくのも良いし、昼から空いているバルでピンチョスをつまむのも良いでしょう。

そんな中、コンチャビーチすぐ近くにあるNarruの地下のレストランのランチは星付きのレストランより抑えられたプライスで、夜のバル巡りに備えて満腹になりすぎない程度に美味しいものを食べたい方は満足すること間違いなしです。

ホテルの地下にあり、1Fのフロントでも予約を受け付けてくれます。

店内の雰囲気

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Narru店内


ててもカジュアルです。サンセバスチャンは星付きのレストランであっても気取らず行けるのは気楽ですね。

メニューと値段

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Narruメニュー

スターター、メイン、デザートの三種は選択でき、ドリンクとパンががついて税込35ユーロ/人です。2人でワインを選ぶとボトルで提供されるのもランチ飲みする人達には最高です。

スターター(魚介とイカ墨ソース入りライス)

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魚介とイカ墨ソース入りライス

イカ墨パエリアのような黒いライスが出てくることを予想していたので??と思ったのですが、ライスの下にイカ墨が隠れていました。スターターでライスどうなの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでは大正解に思いました。

メイン(イベリコの低温調理)

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イベリコ豚の低温調理

語る言葉が見当たらない程に美味しかったです。

旧市街にあるボルダベッリのケバブを好きな方は絶対にここも食べてほしい一品でした。

デザート(チーズクリームにバタークランブル)

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チーズクリームにバタークランブル

とても甘いですが程よいチーズの酸味とバターの風味もあいまってスプーンが止まりませんでした。

食後にコーヒーかエスプレッソを選んでランチ終了です。

Biarritz(元Narru)の場所(グーグルマップ)

 

 

2回目のサンセバスチャン 旧市街このバルのコレ

以前に下記のブログを書きました。

サンセバスチャン(ドノスティア)このバルでこれ 5選 - Beach Bum Blog

再度訪問し新たな個人的にオススメな、このバルのコレを紹介いたします。

LA CEPAの生ハム(2回目サンセバスチャン バル1軒目)

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生ハム @ LA CEPA

こちら、生ハムコロッケが有名で人気ですが、他店と比べて吊られているハムの原木の密集度が凄い。シンプルにこちらの生ハム旨いです。

写真はHAMONN JABUGOのハーフサイズです。サンセバスチャンのバルは生ハムはどこでも食べられますが、こちらは特にオススメです。

La Cuchara de San Telmoのフォアグラ(2回目サンセバスチャン バル2軒目)

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フォアグラ@CUCHURA

檀れいさんのバスク探訪番組、サンセバスチャン旧市街のバルで紹介されていたこちらのバルのフォアグラのアップルソース。キッチリと焼き目をつけてソテーされた大きなフォアグラをサッパリしたソースと絡めると至極の味わいです。

私が行った際は、オープンの19:30からとても多くの人で賑わっていました。

ガンダリアスで立食いステーキ(2回目のサンセバスチャン バル3軒目)

キノコのピンチョスやソロミージョが有名で旨いこちらのバル。テーブル席で多くの方々がオーダーしてるステーキが美味しそうで、ソロミージョのクオリティ考えると旨いに決まってると思い、バルスペースでステーキを頼むと、「何キログラム?」との質問が。写真のステーキは500gでオーダーしたものです。価格は36ユーロ/kgで写真のサイズで18ユーロ程度です。

サンセバスチャン旧市街のバルの中ではネストールのステーキが有名ですが、こちらも十分にオススメできます。

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ステーキ@GANDARIAS

バルの地図

 

スペイン オンダリビア 魚介スープで有名な "La Hermandad de Pescadores"へ

 

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La Hermandad de Pescadores

La Hermandad de Pescadores (ラ エルマンダド デ ペスカドレス)のオススメ

こちらでは2人でボトルワインの他に、魚介のスープ、蟹グラタン、バカラオのピルピルソースを頂きました。

世界一の魚介スープと呼び声高いこちらの店でのオススメはまず言うまでもなく、そのスープです。一見あっさりしているようですが、しっかりとコクがあり魚介の旨味がぎっしり詰まっています、世界一と呼ばれるに相応しい味わいに感動しました。

蟹グラタンは大きな甲羅に詰まった蟹クリームソースを甲羅がとても大きくて食べきれるかな?と思いましたが、美味しさで声もでなかったです。

3品の中で唯一、店のオススメメニューであるバカラオのピルピルソースは上記2品と比べるととてもあっさりしてて好みは分かれると思いますが、個人的には十分に楽しめました。

こちらの店の付け合せのパンがとても美味しいので食べすぎないように気をつけたほうが良いと思います。あとこちら日本語メニューもあります。

予約せず開店時間の13時に伺いなんとかすぐに席につけましたが、20分くらいたった頃にはすでに満席でしたので、予約して行くべきと思います。

La Hermandad de Pescadoresの場所

サンセバスチャンからバスで30〜40分程度の場所で、昼であれば川を挟んだフランスの景色も対岸から楽しめます。