2017年〜2025年、コロナ禍をまたぎつつ毎年ヨーロッパを訪れたときの記録です。(2025年訪問)
コート・ダジュールの青い海と白い街並みで知られるニース。観光地としての顔はよく知られているけれど、実は「飲み歩き天国」としての顔も持っている。私がそれを確信したのは、旧市街から少し歩いたところにある小さなエノテカ、La Part des Anges に迷い込んだ?ときのことだ。✨
🍾 エノテカ×立ち飲みバーという最強の組み合わせ
「角打ち」という文化は日本独自のものだと思っていた。酒屋でそのままグラスを傾ける、あのスタイル。ところが、La Part des Angesはまさにそれをフランス式でやっている。
店内は棚一面にワインボトルが並ぶ、正真正銘のワインショップ。でも、その片隅にカウンターとスツールが置かれていて、ガラス越しに街を眺めながら、シャンパンのグラスを傾ける——これが、たまらなく気持ちいい。
地元のフランス人たちが仕事帰りにふらりと立ち寄り、店主と談笑しながらグラスを空けていく。観光地らしくない、リアルなニースの日常がここにあった。

✨ 角打ちシャンパン
メニューを見て、思わず二度見した。シャンパンがグラス1杯から飲めて、驚くほど美味い。
セレクトされているシャンパンはいわゆる大手のものではなく、小規模な生産者のもの。きめ細かな泡、豊かな香り、そして後味のクリーンさ——グラスを口に運ぶたびに「これで旅に来た甲斐があった」と思えるクオリティだった。
スタッフが英語でも丁寧に説明してくれるので、フランス語が話せなくても全然大丈夫。「何が好きか」を伝えれば、ぴったりの一杯を提案してくれる。

🍷 ボトルを買って持ち帰るのもアリ
お土産にワインを探しているなら、ここは絶対に外せない。スーパーで売っているようなメジャーなラベルではなく、日本ではまず手に入らないような南フランスのドメーヌのワインが棚を埋め尽くしている。
店主のセンスが光るセレクションで、価格帯も幅広い。「これ、日本に持って帰りたい」と思えるボトルをいくつも見つけた。
「ラベルが可愛い」「飲んだら美味しかった」——そういう理由でワインを選べる場所って、旅行中にはなかなかない。ここはその贅沢が許される空間。
🌇 夕暮れ時が特におすすめ
訪れるなら、夕方がベスト。ニースの夕暮れは光の色が変わっていくのが美しく、その時間帯に立ち飲みシャンパンを楽しむのは格別の体験になる。
周囲には地元民が増え、店の雰囲気がより活気づく。
地図上ではニースの旧市街(Vieille Ville)から徒歩圏内に位置しているので、観光のついでにふらりと立ち寄るのにも最適。ランチ後のちょっとした休憩にも、夕食前のアペリティフにも使える万能スポットだ。✨

📋 まとめ
- 店名:La Part des Anges(ラ・パール・デ・ゾンジュ)
- 場所:ニース、フランス(旧市街近く)
- スタイル:ワインショップ兼立ち飲みエノテカ
- 名物:角打ちシャンパン、小規模生産者のセレクトワイン
- 雰囲気:地元民に愛されるカジュアルでオシャレな空間
- おすすめ時間帯:夕方(アペリティフタイム)
- 言語:英語対応可、スタッフ親切
ニースを訪れる機会があるなら、ぜひ一度立ち寄ってみてほしい。「観光地ニース」の喧騒から少し離れたところに、こんなに豊かな時間が待っている。あなたもきっと、グラスを傾けながら「旅最高」と思うはず。🍾