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旅先〜近所で印象に残っている食、呑み、戯れのメモ

羽田〜ミュンヘン〜ニースを別切り特典航空券でスルーチェックイン|ANA+ユナイテッドマイル発券のルフトハンザ便

2025年10月に体験した、ANAの特典航空券とユナイテッド航空マイルで発券したルフトハンザ便を別切りで予約し、羽田空港からニースまでスルーチェックインを実現したお話です。

異なる航空会社の特典航空券を別々に手配すると、「荷物は最終目的地まで預けられるのか?」「乗り継ぎはスムーズにいくのか?」と不安になりますよね。2024年にビルバオ行きで同様のスルーチェックインを問題なく経験していましたが、今回も同じようにスムーズに対応してもらえました。事前確認から当日の流れまで詳しくお伝えします!


フライト概要

  • 特典航空券①(ANAマイル発券・ANA運航)
    羽田(HND)→ ミュンヘン(MUC)

  • 特典航空券②(ユナイテッド航空マイル発券・ルフトハンザ運航 / LH2272)
    ミュンヘン(MUC)11:00 AM 発 → ニース(NCE)12:30 PM 着

  • 予約の経緯
    まずANAマイルの特典航空券で羽田〜ミュンヘン区間を確保。次にミュンヘン〜ニース区間も予約しようとしましたが、ANA特典では空席が見つからず…。
    そこで保有していたユナイテッド航空のマイルを使って、スターアライアンス特典航空券としてルフトハンザ便(LH2272)を発券することにしました。ユナイテッドマイルはルフトハンザを含む欧州内路線でも発券できるので、ANA特典で取れない区間を補うのにとても便利です。
    結果として、ANAとユナイテッドの2つのプログラムにまたがる「別切り特典航空券」での旅となりました。


事前確認で得たアドバイス

2024年のビルバオ行きでもスルーチェックインができた経験はありましたが、念のため今回もANAのコールセンターに問い合わせました。以下のアドバイスをもらいました:

  1. 同じスターアライアンス同士なら可能性は高い
    ANA、ユナイテッド、ルフトハンザはいずれもスターアライアンス加盟航空会社。発券会社が違っていても、運航会社同士の連携があれば荷物のスルーチェックインは可能なケースが多いとのこと。ただし、最終的には当日のカウンタースタッフの判断になるとも案内されました。

  2. 2便目の予約番号(PNR)を控えておくこと
    カウンターでの手続きをスムーズに進めるため、ルフトハンザ便の予約番号、便名(LH2272)、出発時刻をすぐに提示できるように準備しておくよう言われました。ユナイテッド発券のため、ユナイテッド側の予約番号も控えておきました。

  3. 早めに空港に到着すること
    別切り予約は通常より手続きに時間がかかることがあるため、出発の3時間前には空港に着くようにとのアドバイスでした。


当日のチェックイン(羽田第2ターミナル国際線)

羽田空港の第2ターミナル、ANAの国際線カウンターに向かいました。以下が当日の手続きの流れです。

1. 自動チェックイン機では手続きできず

まずは自動チェックイン機を試してみましたが、案の定、ANAと(ユナイテッド発券の)ルフトハンザ便の別切り予約を統合することはできませんでした。画面の案内に従って、有人カウンターへ向かうことに。

2. ビジネスカウンターでも並ぶ必要あり

国際線はビジネスクラス用カウンターを利用できるカード会員のため、そちらに向かいました。とはいえ朝の時間帯ではなかったものの、ビジネスカウンターも何組か並んでおり、20分ほど待つことに。別切り予約のスルーチェックインは時間がかかる手続きなので、ビジネスカウンターでもそれなりに待ち時間が発生するのは想定しておいた方が良さそうです。

3. 有人カウンターでのスルーチェックイン手続き

カウンターでは、以下の内容をスタッフに伝えました:

  • 羽田→ミュンヘンはANA特典航空券で予約
  • ミュンヘン→ニースはユナイテッド航空マイルで発券したルフトハンザ便(LH2272)で別途予約済み
  • 荷物を最終目的地(ニース)まで預けたい

ルフトハンザ便の予約番号と便名を提示すると、スタッフの方が端末で確認してくれました。発券会社がユナイテッドで運航がルフトハンザ、というやや複雑な構成でしたが、特に問題なく処理してもらえました。少し時間はかかりましたが、無事に荷物はニースまでスルーで預けることができました!搭乗券もミュンヘン〜ニース区間の分まで一緒に発券してもらえました。

2024年のユナイテッド航空運航便のときと同様、ANAとルフトハンザも同じスターアライアンスのコアメンバーということもあり、システム上の連携もスムーズだったように感じます。2回連続で別切り特典航空券のスルーチェックインが問題なくできたので、スターアライアンス同士の組み合わせは比較的安心と言えそうです。

www.ana.co.jp


ミュンヘン空港での乗り継ぎ

ミュンヘン空港に到着後は、シェンゲン圏内への乗り継ぎとなるため入国審査を通過。荷物を受け取り直す必要はなく、そのままLH2272の搭乗ゲートへ向かうだけでした。
ミュンヘン発が11:00 AM、ニース着が12:30 PMと約1時間半の短いフライト。あっという間に南仏に到着し、ターンテーブルで自分のスーツケースを見たときは「本当に届いた!」とホッとしました。


スルーチェックインのポイント

1. 事前確認は安心材料になる
前回の経験があっても、念のためANAに問い合わせたことで当日の不安が大きく減りました。別切り予約の際は、対応可否を事前に確認しておくのがおすすめです。

2. 2便目の情報をすぐ出せるように準備
予約番号(発券会社側・運航会社側の両方)、便名、出発時刻をスマホですぐに見せられるようにしておくと、カウンターでの手続きが格段にスムーズになります。

3. ビジネスカウンターでも時間に余裕を
ビジネスクラス用カウンターを利用できるカード会員でも、別切り予約のスルーチェックインは通常より時間がかかる手続きのため、並ぶことを前提に時間に余裕を持つのが正解です。

4. 同じアライアンスなら可能性が高い
今回のANA+ユナイテッド発券ルフトハンザ便、前回のANA+ユナイテッド航空運航便のように、同じスターアライアンス同士であれば、別切りでもスルーチェックインができる可能性は高いと感じました。2回連続で成功したので、ある程度信頼できる組み合わせと言えそうです。もちろん最終判断は当日のスタッフ次第なので、過信は禁物ですが。

5. ユナイテッドマイルはANA特典の補完に便利
ANA特典で取れない欧州内区間も、ユナイテッドマイルならスターアライアンス特典航空券としてルフトハンザなどで発券できます。マイルを複数持っていると、別切り戦略の自由度が大きく広がるのを実感しました。


まとめ

2025年10月、羽田空港第2ターミナルの国際線カウンターでのスルーチェックインは、事前準備のおかげで今回もスムーズに完了しました。荷物をニースまで一気に預けられたことで、ミュンヘンでの乗り継ぎもストレスなく通過できました。

2024年のビルバオ行きに続き、別切り特典航空券でのスルーチェックインが2回連続で成功。ANAマイル+ユナイテッドマイルでルフトハンザ便を組み合わせるという構成でも問題なく処理してもらえたので、スターアライアンス同士の組み合わせならある程度安心して計画できそうです。

特典航空券を別切りで組み合わせると、行きたい場所により自由にアクセスできる反面、手続き面で多少の手間はあります。でも、事前確認と早めの空港到着、そして2便目の情報を整理しておけば、十分対応可能です。

同じようにマイルを活用して別切りで旅を計画されている方の参考になれば嬉しいです!

ビルバオで必ず立ち寄りたい!炭火焼きステーキ【ASADOR INDUSI】

2017年〜2025年、コロナ禍をまたぎつつ毎年ヨーロッパを訪れたときの記録です。(2023年訪問)

バスク地方の旅で、私はずっと「本物のアサドール」を探していた。アサドールとは炭火焼き専門の食堂のこと。ビルバオの路地を歩いていたとき、煙の匂いに引き寄せられるように辿り着いたのが ASADOR INDUSI だった。🔥

扉を開けた瞬間、炭の香りと肉汁の焼ける音が迎えてくれる。テーブルに着いてメニューを眺めるより先に、もう何を頼むか決まっていた。

バスクの「アサドール」という文化

バスク地方には古くから炭火焼き文化が根付いている。アサドールは単なるレストランではなく、食に対する哲学だ。余計な調理をせず、素材と炭火だけで勝負する。シンプルであるがゆえに、素材の質がすべてを決める。

ASADOR INDUSIはまさにその哲学を体現していた。内装はシンプルで飾り気がなく、でもカウンター越しに見える炭火台は堂々としていて美しい。地元の人たちが当たり前のよう楽しんでいる光景が、この店の「本物感」を物語っていた。✨

炭火で焼かれたステーキ、その一切れ

私が頼んだのはもちろんステーキ。バスクの炭火焼きといえば Chuleta(チュレタ) が有名だが、ASADOR INDUSIでは部位ごとにしっかりした焼き方の流儀がある。運ばれてきた肉は、外側に炭の香りをまとい、断面はロゼ色に輝いていた。

🥩 塩だけで味付けされているのに、肉の旨みが凝縮されていて、噛むたびに肉汁があふれ出す。バスク牛の質の高さと炭火という調理法が完璧に合わさった瞬間だった。

ワインはもちろんバスクのものを

肉には赤ワインを合わせた。給仕のおじさんが「これにしろ」と言わんばかりに勧めてくれたリオハの赤は、タンニンがしっかりしていて炭火の香りと絶妙にマッチした。会話もスペイン語も怪しい私に、彼はにこりと笑って注いでくれた。💶

こういう瞬間こそ、旅の醍醐味だと思う。言葉が通じなくても、美味いものの前では人は笑顔になれる。

まとめ:ASADOR INDUSI基本情報

  • 店名: ASADOR INDUSI
  • 場所: ビルバオ(スペイン・バスク地方)
  • 名物: 炭火焼きステーキ(Chuleta)、焼きピーマン
  • 価格帯: ステーキ €25〜40程度(部位・重量による)
  • 雰囲気: 地元民に愛される飾り気のない本格アサドール。観光地感ゼロ
  • おすすめ: 地元の人と一緒に食べるのがベスト

ビルバオに来たなら、グッゲンハイム美術館だけで帰ってはいけない。本物のバスク料理を炭火で味わってこそ、この街を知ったと言えるのかも知れない。ASADOR INDUSIは、そんな体験をさせてくれる場所だ。ぜひ、煙の匂いを頼りに扉を開けて頂きたい。

ニースで必ず立ち寄りたい!エノテカ「La Part des Anges」の角打ちでシャンパン🍾

2017年〜2025年、コロナ禍をまたぎつつ毎年ヨーロッパを訪れたときの記録です。(2025年訪問)

コート・ダジュールの青い海と白い街並みで知られるニース。観光地としての顔はよく知られているけれど、実は「飲み歩き天国」としての顔も持っている。私がそれを確信したのは、旧市街から少し歩いたところにある小さなエノテカ、La Part des Anges に迷い込んだ?ときのことだ。✨

 

🍾 エノテカ×立ち飲みバーという最強の組み合わせ

「角打ち」という文化は日本独自のものだと思っていた。酒屋でそのままグラスを傾ける、あのスタイル。ところが、La Part des Angesはまさにそれをフランス式でやっている。

店内は棚一面にワインボトルが並ぶ、正真正銘のワインショップ。でも、その片隅にカウンターとスツールが置かれていて、ガラス越しに街を眺めながら、シャンパンのグラスを傾ける——これが、たまらなく気持ちいい。

地元のフランス人たちが仕事帰りにふらりと立ち寄り、店主と談笑しながらグラスを空けていく。観光地らしくない、リアルなニースの日常がここにあった。

✨ 角打ちシャンパン

メニューを見て、思わず二度見した。シャンパンがグラス1杯から飲めて、驚くほど美味い。

セレクトされているシャンパンはいわゆる大手のものではなく、小規模な生産者のもの。きめ細かな泡、豊かな香り、そして後味のクリーンさ——グラスを口に運ぶたびに「これで旅に来た甲斐があった」と思えるクオリティだった。

スタッフが英語でも丁寧に説明してくれるので、フランス語が話せなくても全然大丈夫。「何が好きか」を伝えれば、ぴったりの一杯を提案してくれる。

🍷 ボトルを買って持ち帰るのもアリ

お土産にワインを探しているなら、ここは絶対に外せない。スーパーで売っているようなメジャーなラベルではなく、日本ではまず手に入らないような南フランスのドメーヌのワインが棚を埋め尽くしている。

店主のセンスが光るセレクションで、価格帯も幅広い。「これ、日本に持って帰りたい」と思えるボトルをいくつも見つけた。

「ラベルが可愛い」「飲んだら美味しかった」——そういう理由でワインを選べる場所って、旅行中にはなかなかない。ここはその贅沢が許される空間。

🌇 夕暮れ時が特におすすめ

訪れるなら、夕方がベスト。ニースの夕暮れは光の色が変わっていくのが美しく、その時間帯に立ち飲みシャンパンを楽しむのは格別の体験になる。

周囲には地元民が増え、店の雰囲気がより活気づく。

地図上ではニースの旧市街(Vieille Ville)から徒歩圏内に位置しているので、観光のついでにふらりと立ち寄るのにも最適。ランチ後のちょっとした休憩にも、夕食前のアペリティフにも使える万能スポットだ。✨

📋 まとめ

  • 店名:La Part des Anges(ラ・パール・デ・ゾンジュ)
  • 場所:ニース、フランス(旧市街近く)
  • スタイル:ワインショップ兼立ち飲みエノテカ
  • 名物:角打ちシャンパン、小規模生産者のセレクトワイン
  • 雰囲気:地元民に愛されるカジュアルでオシャレな空間
  • おすすめ時間帯:夕方(アペリティフタイム)
  • 言語:英語対応可、スタッフ親切

ニースを訪れる機会があるなら、ぜひ一度立ち寄ってみてほしい。「観光地ニース」の喧騒から少し離れたところに、こんなに豊かな時間が待っている。あなたもきっと、グラスを傾けながら「旅最高」と思うはず。🍾

バルセロナで必ず行きたい!「Arume」めっちゃ良き ガリシア料理

2017年〜2025年、コロナ禍をまたぎつつ毎年ヨーロッパを訪れたときの記録です。(2025年訪問)

バルセロナに来たら、やっぱりパエリアでしょ――そう思って旅の計画を立てていた私が、まさかガリシア料理に心を奪われるとは思ってもいなかった。✨ ゴシック地区の路地を歩いていて、気になった一軒のレストラン「Arume」

「Arume」ってどんなお店?

Arumeはガリシア語で「香り」を意味する言葉。その名の通り、スペイン北西部・ガリシア地方の豊かな食文化を、バルセロナのセンスで再解釈したモダン・ガリシア料理のレストランだ。場所はバルセロナ旧市街、ゴシック地区のすぐそば。観光客も多いエリアだが、店内に入ると地元の常連客も多く、リラックスした雰囲気が漂っている。

インテリアはシンプルで落ち着いた石造り風。白壁に木のテーブル、間接照明が温かい。旅の疲れを忘れて、ゆっくり腰を据えて食べたくなる空間。人気店なので予約をおすすめする。

まず頼むべき:スモークサーディントースト

メニューを開いて最初に目に飛び込んできた「Smoked Sardine Toast」。これが、驚くほど美味しい。🐟 燻製したイワシをトーストの上にのせ、クリームチーズとピクルスで仕上げた一品で、一口食べた瞬間に「あ、これは絶対リピートする」と思った。

スモーキーな香りとクリームチーズのまろやかさ、そしてピクルスの酸味のバランスが絶妙。イワシ特有の「くどさ」が一切なく、むしろ上品な旨みだけが残る。ワインとの相性も抜群で、Cavaが進むのは言うまでもない。

スモークサーディントースト

 

ガリシア風パエリアは旨い(塩強め)

「バルセロナでは毎度パエリアを」という気持ちは捨てきれず、Seafood Paellaも注文した。ガリシアは海産物の宝庫。そのルーツを活かしたパエリアは、魚介の出汁が米の一粒一粒に染み込んでいて、底のソカラット(おこげ)までしっかり旨い。

海老、ムール貝 がのって見た目も豪華。2人でシェアしてちょうどいいサイズだ。料理が運ばれてきたとき、思わず「おお……」と声が出てしまった。🥘指を使って殻をむく料理でも安心なように、小さなお手拭きが添えられているのもうれしい。

パエリア

おてふき

イベリコ豚の肩ロース

メインには「Iberian Presa Fillet」を選んだ。イベリコ豚の肩ロース部位「プレサ」を使ったグリルで、これがまた主役を張れる一品。外はしっかり焼き色がついていて、中はしっとりとピンク色。噛むたびに脂の甘みと肉の旨みが広がる。

添えられたソースとの相性も良く、ガリシア料理とイベリコ豚の組み合わせ、想像以上に合う。スペイン料理の奥深さを改めて感じた瞬間だった。

イベリコ豚

チップ文化と会計まわり

スペインではチップは必須ではないものの、サービスに満足した際に気持ち程度を置くことは珍しくない。Arumeはやや観光客向けということもあり、サービス料が含まれていない請求書だった。スタッフのサービスが丁寧で気持ちよかったので、私は少しだけチップを置いてきた。強制ではないが、気持ちのいいサービスには応えたくなるもの。

ランチコースで飲み物込みで1人あたり35〜45ユーロほど。バルセロナの物価を考えると決して安くはないが、この内容なら全く惜しくない。むしろ「また来たい」と素直に思える満足感だった。

まとめ:Arumeの基本情報

  • 店名:Arume
  • 場所:バルセロナ旧市街(ゴシック地区近く)、スペイン
  • 料理ジャンル:モダン・ガリシア料理
  • おすすめメニュー:Smoked Sardine Toast、Seafood Paella、Iberian Presa Fillet
  • 予算の目安:1人あたり約35〜45ユーロ(飲み物込み)
  • 雰囲気:落ち着いたモダンな石造り風インテリア、地元客と観光客が混在
  • チップ:義務ではないが、サービスが良ければ気持ち程度に
  • 予約:人気店のため予約推奨

バルセロナを訪れる機会があれば、ぜひ「Arume」に立ち寄ってみてほしい。パエリアだけではない、スペイン料理の奥深さに触れられる一軒だ。きっと旅の記憶に残る一食になるはずです。✨

ニースで必ず立ち寄りたい!「Chez Theresa」のソッカ

2017年〜2025年、コロナ禍をまたぎつつ毎年ヨーロッパを訪れたときの記録です。(2025年訪問)

ニースに来て、ソッカを食べずに帰るなんてありえない。見知らぬおじさんがうまそうに頬張っていたあの瞬間だった。🥘

迷い込むように入った「Chez Theresa」。外観は看板もなければ、おしゃれなメニューボードもない。あるのは大きな釜と、白煙と、おばちゃんの威勢のいい声だけ。これが正解の店だと、感じた。

 

 

ソッカとは何か、ここで初めて理解した

ソッカ(Socca)は、ひよこ豆の粉を水と塩で溶いて薄く伸ばし、高温で焼いたニース生まれの庶民食だ。見た目はクレープにも見えるし、どこかインドのチャパティにも似ている。でも、食べてみると全然違う。

Chez Theresaのソッカは、外側がパリッとして香ばしく、中はほんのりふっくらと柔らかい。塩とオリーブオイルのシンプルな味付けなのに、これが止まらない。ビールやワインのお供にも最高。

地元のおじさんたちに混じって食べる幸福感

このリアルな日常感が、たまらなく好きだ。コート・ダジュールの青い空の下、数ユーロちょっとで買えるニースの魂。💶

並んでも食べる価値がある、行列の理由

その行列を見れば、このソッカがどれほど愛されているかわかる。

注文はシンプル。「ソッカ」とひと言言えばいい。フランス語がまったく話せなくても大丈夫。おばちゃんは慣れたもので、片言の英語と身振りで何とかしてくれる。焼き立てをすぐ渡してくれるので、熱いうちに食べること。これが鉄則。

ニース名物を制覇したいなら、まずここから

もしニースへ行く機会があれば、サルサ広場(Cours Saleya)に早めに向かってほしい。Chez Theresaはそこにいるし、写真の店舗もある。地元の人に「ソッカどこで食べる?」と聞けば、必ずこの名前が出てくるはず。

まとめ:Chez Theresaのソッカ、基本情報

  • 店名:Chez Theresa
  • 場所:ニース(フランス)、サルサ広場(Cours Saleya)の市場内
  • 名物:ソッカ(Socca)── ひよこ豆粉の薄焼き、ニース名物
  • 価格:3ユーロ程度(超良心的!)
  • 雰囲気:屋台スタイル、地元民が集う庶民的な空間
  • おすすめ時間帯:午前中(焼き立てが食べられる)

ニースに行ったら、ぜひChez Theresaへ。地元民に愛され続けるソッカの味、ぜひあなた自身で確かめてみてください。旅の記憶に、きっと残るはずです 🌿

ビルバオで必ず立ち寄りたい!「Basquery」のクラフトビール

2017年〜2025年、コロナ禍をまたぎつつ毎年ヨーロッパを訪れたときの記録です。(2024年訪問)

バスク地方の旅で、ワインとピンチョスばかりに目がいきがちだけど、実はビールもすごいんだということを、私はビルバオに来て初めて知った。ふと立ち寄った「Basquery」——ここが、想像をはるかに超えた一軒だった。

バスクの大地が育てたクラフトビール

「Basquery」という名前は、「Basque(バスク)」と「brewery(醸造所)」をかけ合わせた造語だ。その名の通り、バスク地方にこだわったクラフトビールを揃えた専門バー。壁に並んだタップの数を見た瞬間、思わず「えっ」と声が出た。

バスク産のホップや麦芽を使ったビールが、常時数種類。ラガー、IPA、スタウト、ヴァイツェン——スタイルも幅広いが、どれも「バスクらしさ」が宿っている気がした。土っぽくて、少し荒削りで、でも確かに旨い。これが、飲んでみて初めてわかる味わいだ。

一杯目から「当たり」を引く方法

迷ったら、まずスタッフに「今日のオススメは?」と聞くのが正解。私が訪れた日、勧められたのはバスク産ペールエール。グラスを傾けると、柑橘系の爽やかな香りが鼻をくすぐる。口に含むと、苦みの中にほんのり甘みがあって、後味がスッと消えていく。✨

ビール通でなくても十分楽しめる飲みやすさがある一方、飲み慣れた人にはしっかりとした個性を感じさせる。そのバランスが絶妙だった。

おつまみも侮れない

クラフトビールのバーといえば、おつまみは後回しになりがちだが、Basqueryは違う。ビールに合わせてオーダーしたのは、バスク産チーズの盛り合わせ。これが、驚くほど美味い。💶

クセのあるものから食べやすいものまで3種類が並び、それぞれビールとの相性が違う。ペールエールにはフレッシュなチーズを、スタウトには熟成の進んだ濃厚チーズを——そんな楽しみ方を教えてくれたのもスタッフだった。気さくで、ビールへの愛情が言葉の端々からにじみ出ていた。

夕方から深夜まで、地元の人で賑わう空間

私が訪れたのは昼過ぎ。観光客の姿もちらほらいたが、カウンターを埋めるのは明らかに地元の常連たちだ。バスク語と情熱的なスペイン語が飛び交い、笑い声が絶えない。旅行者である私も、気づけばその空気に溶け込んでいた。

旧市街の雑踏から少し外れた場所にあるので、観光の喧騒を忘れてゆっくりできるのも嬉しい。昼下がりから夜遅くまで通しで営業しているようで、昼ビールも全然ありな雰囲気だった。

まとめ

  • 店名:Basquery
  • 場所:アバンドエリア(スペイン・バスク地方)
  • 名物:バスク産クラフトビール(常時十数種類)、バスク産チーズの盛り合わせ
  • 価格:ビール1杯 4〜8ユーロ前後(サイズ別)
  • 雰囲気:地元民が集まるアットホームなクラフトビールバー、スタッフが気さくで親切

ビルバオに来てワインとピンチョスだけで終わるのは、正直もったいない。Basqueryのクラフトビールを飲んで初めて、バスクの食文化の深さを実感した気がする。旧市街を散歩しながら、ぜひ一度足を運んでみてほしい——きっと、あなたもグラスを傾けながら地元の常連に混ざって笑っているはずだ。🍺✨